新NISAで資産運用を始めて結果が出ていると
もっともっとお金を増やしたい
と思いますよね。
そこで忘れてはいけないのが
お金は使わないと意味がない
ということ。
頑張って貯めて増やしたお金を使うことに抵抗がある方は多いはず。
運用期間が長ければ尚更。
節約や投資の本を読むことはあるけど、
お金の使い方の本を読むことってなかなかないじゃないですか。
そんな方におすすめなのが
DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール
という本。
タイトル通りお金を0にして死ぬことが大切な理由について書かれています。
恐らくタイトルを見たことがある方も多いのではないでしょうか。
そこで今回はぼくが実際に本書を読んでみた感想を記事にしました。
この記事はこんな方におすすめ。
- 本書に興味がある
- 節約や資産運用を必死に頑張っている
- 資産運用を始めて数年が経った
本書を読んだきっかけ
大好きなYouTuber
リベ大の両学長が
おすすめしていたので本書の存在は知っていました。
でもなかなか手を出さずに、読むのは
節約や投資のテクニックについての本ばかり。
そんな時に
サイコロジー・オブ・マネー 一生お金に困らない「富」のマインドセット
という本を読みました。
すごく面白い内容だったんですが、
この本の訳者の児島修さんは
DIE WITH ZEROも翻訳されている方でした。
それがきっかけで読むことを決めたという流れです。
本書を読んだ目的
本書を読んだ目的は
貯めたお金を悔いなく使う方法
を知りたかったからです。
お金を貯める、増やすという本はたくさんあって人気ですが、
お金を使う
という本ってなかなか見ないじゃないですか。
正直
せっかく貯めて増やしたお金を使うのって怖い・・・
って思うんですよね。
ただ本書に書かれていることは新鮮で納得できることばかりでした。
結論
身体が健康なうちに思い出になる経験にお金を使う
です。
確かにこれならお金を使っても悔いはないなと思いました。
実践したポイント
本書を読んでぼくが実践してみたことを3つ紹介します。
結果
- 想像以上に時間が限られている
- 行動量が足りていない
- 具体的な貯蓄の目標額がいくらか
を知ることができました。
寿命までの日数を計算する
DIE WITH ZERO
つまり
死ぬまでにお金を使いきるために
人生最後の日と日数を計算してみました。
まず自分の寿命がどれぐらいなのか
面白いツールがあったので使ってみた結果がこちら
引用元:大樹生命保険株式会社:長生き診断
ぼくは32歳なので78歳以上まで生きることができるそう。
大きく見積もって85歳まで生きていると考えると
年数で数えるとあと53年
日数で数えると19,345日
週数で数えると2764週間
なかなか短い・・・
もうぼくは夏を53回しか味わえません。
体力のことを考えても海で遊べる年は20回ぐらいでしょう。
大人になってからあっという間に季節が過ぎていってますが、
もっと時間を大事にしないとなと思いました。
今後30年間のタイムバケットをつくる
タイムバケットとは
死ぬまでに経験したいことをリストアップして行動計画をたてること。
このツールと使えば
やりたいことを先延ばししすぎるという過ちを防げる
と筆者は言っています。
ぼくも簡単にですがつくってみました。
やってみてわかったことは
やりたいと思っていたことは10年以内のものがほとんど
ということ。
すぐに行動に移せばできることばかりですが、なかなかできていません。
このままだといつの間にか10年経ってしまっている可能性があります。
早めに行動しないと後悔しそう・・・!
老後に必要なお金を計算する
必要以上にお金を貯めないようにするためには
老後に必要なお金を計算する必要があります。
そのお金をつくることさえできてしまえば、
節約や資産運用に気を遣うことがありません。
著者は死ぬまでに必要なお金の計算式を
(1年間の生活費)×(人生の残りの年数)×0.7
としています。
※0.7を掛けているのは資産運用の利回りを含めて考えているため
老後札幌で生活していることを想定して必要なお金を試算してみました。
65歳に引退して85歳に死ぬと考えると
年金がないとかなりきついかも・・・
ちなみに年金の計算はこちらのツールを使いました。
引用元:三井住友銀行 年金試算シミュレーション
3,528万円をつくるために
65歳までに毎月積み立てないといけない金額は
引用元:三菱UFJアセットマネジメント つみたて投資シミュレーション
※想定リターン4%で計算
いけそうな気がする・・・!
今までよりも計画的に資産運用ができそうです。
印象に残ったフレーズ
本書を読んで一番印象に残ったフレーズは
昔に買った
服や靴、アクセサリー
って今使っていないものが結構あります。
買った当時は
これはどうしても欲しいし絶対使う!!
と思っていたのにです。
昔の思い出は今も話して盛り上がります。
ぼくの場合は
大人になってからボイトレに通っていた頃の思い出
です。
友人が先生をしていて興味本位で始めましたが
歌が下手すぎて苦しんでいました。
そんな時に周りの生徒さんと一緒に練習したり、アドバイスをもらったりして
3年近く続けたのは良い経験。
発表会で人前に出て歌うという緊張感も、今じゃ考えられないものでした。
先生をしてくれた友人とは今でもその頃の話しをしますし、
自分でも歌ってる動画を見て思い出に浸ったりします。
モノ買う数倍の経験だったなと
このフレーズを見て改めて思いました。
まとめ:豊かな人生を送るためのお金の使い方を学べる一冊
今回は
DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール
を読んだ感想や実践したポイントを紹介しました。
貯金や資産運用も
目標を数字で見えるようにすること
で不安が無くなりますし、
豊かな人生を送るために
経験に時間とお金を惜しまないこと
が大事です。
お金を貯めたり、増やすだけではなく
使い方を学べる一冊でした!
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