新NISAの内容やメリットを難しい言葉を使わず解説します!

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2024年から始まった新NISA制度。

テレビやSNSで話題になっているところをよく見ますよね。

でも

成長投資枠?

つみたて投資枠?

と上手く理解できていない方も多いのではないでしょうか。

自分でネットを使って調べても聞きなれないカタカナや難しい言葉が並んでいて、読むのも大変なはず。

なので今回は難しい言葉を使わず新NISAについて解説します。

ぼくは2024年以前からNISA制度を使って資産運用していました。

新NISAが始まることは知っていましたが、理解するのが面倒で記事やニュースを読むことを避けていたんです。

ふと思い立って新NISAに関するWEBページを見たのですが、

めっちゃお得じゃん!

と思ったので解説を記事にしようと決めました。

この記事はこんな方におすすめです。

  • 以前からNISA制度を使っていたけど、新NISAの内容がよく分かっていない方
  • まだ新NISA制度を使っていない方

一緒に新NISAについて勉強してきましょう!

NISA、新NISA制度とは

そもそもNISAとはどんな制度なのか、新NISAでどのように変わったのかを解説していきます。

NISAについて

NISA制度とは投資して増えたお金から税金を取られない制度です。

本来、投資して増えたお金には

20.315%

税金がかかります。

頑張ってお金のやりくりや、投資の勉強をして100万円お金が増えたとしても

20万円ちょっと

税金で引かれるので

80万円弱

しか手元に残りません。

NISA制度を活用すると100万円全部が手元に残るので非常にお得です。

NISAは政府が導入した制度で

投資する人を増やして株価を上げたい!

老後年金だけでは生活が難しいから国民の資産運用をサポートしたい!

という意図を感じます。

将来のお金に不安がある方は活用した方がいい制度です。

新NISAとは

NISA制度は2014年から導入され、2024年1月1日に内容が新しくなりました。

新しくなったNISA制度を新NISAと呼んでいます。

話題になったポイントは

  • 非課税額の大幅な拡大
  • 制度の恒久化

です。

非課税枠?恒久化?

投資できる額が増えて、ずっと税金が取られないようになったってことだよ!

NISA制度は税金がかからなくなる投資の金額に限度があります。

新NISAになったことで投資の限度額が今までの3倍上がりました。

税金がかからない期間も今までは最大20年でしたが、無期限になっています。

より多くの資産でメリットを受けることができるようになったということです。

新NISA制度を解説

引用元:金融庁

つみたて投資枠

つみたて投資枠とは

長期の積立・分散投資に適した投資信託にだけ投資できる積み立て投資の枠

のこと。

対象の投資信託は218本あってその中から選ぶことができます。(2024年1月時点)

218本の投資信託は政府が厳選したものなので、悪質なものはほとんどありません。

年間投資枠は120万円なので、一月10万まで積み立てることができます。

成長投資枠と併せて1,800万円まで投資が可能です。

分散?

投資信託?

聞きなれない用語について解説します!

投資信託

投資信託とは、株の詰め合わせパックのような投資商品を指します。

例えるならお弁当箱のおかずに

ウインナー、卵焼き、から揚げ

があるように

アメリカ株の投資信託には

アップル、マイクロソフト、グーグル

などの株が含まれています。

分散

分散とは投資先を偏って集中させないことです。

なぜ分散が大事かというと、リスクが低くなるからです。

もしアップルへの投資比率が高い投資信託の場合

アップルが倒産した時に投資信託の価値が大きく下がります。

投資比率がアップルやマイクロソフト、グーグルで均等であれば

アップルが倒産した影響が減り、他社の業績がすごく良い場合は投資信託の価値が上がることもあります。

なので長期で積み立てるのであれば、投資先が分散されている投資信託を買うことが大事です。

成長投資枠

成長投資枠とは投資信託だけではなく、幅広い投資商品を買うことができる枠。

日本の自動車会社でいうと

トヨタやマツダ、スバルなどに

利益に税金が引かれることなく株式投資ができます。

年間で240万円まで、生涯の投資限度額は1,200万円までです。

新NISAのメリット

以前からNISAを活用していた方向けに、新NISAになって良くなったところを紹介します。

成長投資枠とつみたて投資枠が併用できる

新NISAでは成長投資枠とつみたて投資枠の併用が可能。

今までのNISA制度では

一般NISA(成長投資枠)とつみたてNISA(つみたて投資枠)

どちらかを選ばないといけません。

自分の投資スタイルに合わせて選ぶことができますが、一度決めたら変更がかなり面倒なのがデメリットでした。

新NISAでは常に自分に合わせて投資枠を活用することができます。

投資できる額が増えた

投資する金額が大きいほど増える金額も大きくなるので、嬉しいポイントです。

年間で投資できる上限額

今までのNISAの年間で投資できる金額は

一般NISA(成長投資枠)が120万円

つみたてNISA(つみたて投資枠)が40万円

でしたが、

新NISAでは

成長投資枠が240万円

つみたて投資枠が120万円

まで拡大しました。

つみたて投資枠は3倍も投資できる額が増えています。

生涯で投資できる上限額

生涯で投資できる上限額が新NISAでは成長投資枠とつみたて投資枠を合わせて

1,800万円

になっています。

※成長投資枠は1,200万円まで

今までは最大800万円までだったので1,000万円も生涯で投資できる額が増えています。

非課税になる期間が無期限になった

非課税になる期間が限られていましたが、新NISAからは無期限になっています。

つみたて投資枠の場合だと今まで20年間だけだったので、それ以降の資産運用を考える必要がありました。

例えば老後資金を蓄えるために30歳からNISAを活用して資産運用を始めても、50歳からはNISAを使わないで投資をしなければなりません。

非課税期間が無期限化したことで、その問題が解消されました。

制度の恒久化

NISA制度は期間が決められていましたが、新NISAで恒久化されました。

今までは

一般NISAは2023年まで

つみたてNISAは2042年まで

となっていました。

制度に期限が無くなったので長期で資産運用することができます。

2024年以前にNISAを活用していた方に向けて

2024年以前にNISAを活用された方に向けて伝えたいポイントは4つ

  • 2024年以降は旧NISA制度を使った新規買い付け不可
  • 旧NISAの枠はそのままで新NISAの枠が使える
  • 旧NISAで保有している資産を新NISAの枠に移すことができない
  • すでに保有している資産は旧NISA制度の非課税期間が適用

旧NISA制度を使った投資は2024年以降できません。

新NISA制度で投資をすることになります。

旧NISAと新NISAの枠は別なので、旧NISAで満額投資をしていた方でも、新たに新NISAの投資上限額の満額を投資することができます。

ただ旧NISAで保有している資産を新NISAの枠に移すことができず、非課税期間は旧NISAの制度が適用されます。

2024年以前につみたてNISAで投資をした分は新NISA制度が適応されず、非課税期間は20年です!

まだNISAを使っていない方に向けて

まだNISAを使っていない方は、少額からでもいいので新NISA制度を使って投資を始めてみましょう。

新NISA制度は老後資金を作るのに最適です。

まず証券口座の開設をするところからチャレンジ。

どの金融機関を使って口座開設すればいいかわからない方は下の記事を参考にしてみてください。

まとめ:新NISA制度は資産運用の味方

今回はNISA制度について解説しました。

以前からNISA制度を使っていたけど、新NISAの内容がよく分かっていない方

これまで新NISA制度を使ったことがない方

の参考になれば幸いです。

NISA制度の変更によって内容は改良されました。

より原則に沿って投資をすることができるようになっています。

投資の原則
  • 長期
  • 積み立て
  • 分散

新NISAの制度は資産運用の味方です。

活用して将来に向けたお金の不安を無くしていきましょう。

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