ニュースやSNSでNISAの話題を見ることが増えてきましたよね。
自分もNISAを使って資産運用を始めてみよう!
と思う方が増えてきているのではないでしょうか。
証券口座、NISA口座の開設まで完了したら
どの投資信託を買えばいいんだろ?
と迷ってしまうはず。
なぜならネットで調べたら投資信託の種類がたくさんあるからです。
そこで今回は「NISAを使って資産運用を始める方へ投資の最適解」を紹介。
この記事を見れば、以下のことがわかります。
- 買うべき投資信託の種類
- おすすめする投資信託商品の名前、中身、投資先
資産運用を上手く行うコツは投資信託について理解した上で買うこと。
理解が出来ていないと値動きに敏感になり、精神衛生上よくないです。
一緒に投資信託について学んで理解し、安心して長く資産運用できるようになりましょう。
NISAで資産運用するのに最適な投資先は米国or全世界
資産運用をするために投資信託を買うのであれば、米国or全世界株が最適解です。
理由は2つ
- 分散ができている
- 世界経済は右肩上がり
それぞれ解説していきます。
分散ができている
米国or全世界株は投資の基本に含まれている「分散」が出来ています。
米国or全世界株の投資信託に含まれる株の銘柄は500~2,500ぐらい。
1銘柄の株価が下がったとしても、投資先が分散されているので大きく影響を受けることはありません。
利回りは大体3~8%で安定しますが、すぐに大きな利益は期待できません。
長期に毎月継続していくことで複利の恩恵を受けて資産を増やしていきます。
リスクが低く安定した資産運用に全米or全世界株への投資はぴったりです。
世界経済は右肩上がり
世界経済は長い目で見て右肩上がりです。
経済不況に繋がるニュースがあっても必ず復活しています。
例えば
- コロナウィルス
- リーマンショック
その瞬間は投資信託の価格が大きく下がりますが、数年後には下がる前によりも価格が上がっています。
それぐらい世界経済は強いです。
数年前まではみんなガラケーを使っていたのに、今はスマホが当たり前。
最近はAIが発達してきて、誰でも簡単に絵を書いたり、文章を作ったりできます。
テクノロジーの発展が年々進んでいることを考えると、世界経済の強さを実感できるはずです。
米国株のS&P500とは
米国株式について調べるとS&P500というワードを目にします。
S&P500とは
米国企業を代表する約500社が採用されている株式指数
全米国株式市場の約80%の時価総額比率を占めているS&P500。
S&P500に採用されるためには高い基準があり、入れ替えが行われています。
よく聞く企業で言うと
- アップル
- グーグル
- メタ(旧フェイスブック)
- アマゾン
- マイクロソフト
俗にいうGAFAMです。
米国株式の投資信託にはS&P500に連動するものと全米株式に連動するものとあります。
投資信託を買うならeMAXIS Slimシリーズ
初めてのNISA、資産運用にはeMAXIS Slimシリーズがおすすめ。
運用コストが業界最低水準だからです。
投資信託買う時のコストは
- 購入時手数料
- 信託報酬(運用管理費用)
の2つ。
米国or全世界の投資信託は似た商品がいくつもあります。
どれも利回りがほぼ同じなので、コストはなるべく抑えた方がお得です。
信託報酬の違いを図にすると
引用元:三菱UFJアセットマネジメント
リターンの差が大きいことがわかります。
eMAXIS Slimシリーズは長期で資産運用するのにぴったりです。
ここからeMAXIS Slimシリーズの投資信託を紹介します。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
購入時手数料はなし。
信託報酬(運用管理費用)は0.09372円。
主な投資先は
引用元:eMAXISSlim 米国株式(S&P500)投資信託説明書(交付目論見書)
マイクロソフト、アップル合わせて14%の比率を占めています。
価格の値動きは
引用元:eMAXISSlim 米国株式(S&P500)投資信託説明書(交付目論見書)
右肩上がりで推移しています。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
購入時手数料はなし。
信託報酬(運用管理費用)は0.05775円。
世界各国の株式で構成されています。
投資先の国と比率は
引用元:eMAXISSlim 全世界株式(オール・カントリー)投資信託説明書(交付目論見書)
アメリカが62.3%を占めています。
なので価格の値動きと主な投資先も
引用元:eMAXISSlim 全世界株式(オール・カントリー)投資信託説明書(交付目論見書)
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)と似ています。
アメリカの経済だけに投資するのは不安!
もっと分散させたい!
という方はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)がおすすめ。
資産運用について勉強していると「オルカン」という言葉を目にするはずです。
オルカンはオール・カントリーの略。
この機会に覚えておきましょう。
米国or全世界どっちがいい?
答えは「どちらでもよい」です。
全世界株に含まれる米国株の割合は約60%。
なので投資信託の価格はどちらも似たような動きになります。
それでも
どっちがいいのか教えてほしい・・・
という方には米国株式。
理由は
- 世界経済の中心はアメリカ
- 投資の神様も勧めている
身近にある物、普段使っているサービスを見てみてください。
iPhone、Google、Amazon等々
アメリカの企業がほとんどのはず。
米国株を買うことはこれらの大企業に投資をすることになります。
こういった企業の新製品、新サービスに敏感になり、経済の動向に興味を持てるようになります。
投資の神様ウォーレン・バフェットも妻への遺言にこう書いています。
投資資金の9割は米国株S&P500インデックス投信に投資せよ
引用元:“世界一の投資家”ウォーレン・バフェットが身内に伝えた「自分が亡くなった後の投資先」とは
迷ったらeMAXIS Slim米国株式(S&P500)にしましょう。
まとめ:資産運用の為に買う投資信託は2択
今回は米国、全世界株の投資信託について解説しました。
長期で資産運用したい方やNISA制度を利用してみたい方は米国か全世界株かの2択です。
理由は
- 投資の基本に沿っている
- 世界経済は強い
実際に買うのであれば手数料が安いeMAXIS Slimシリーズがおすすめ。
商品名は
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
どちらにすればいいのか決めかねる方にはeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)。
この記事が資産運用を始める方の一助になれば幸いです。
最後までありがとうございました!
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